モッシュッシュピットB

メイトさんに聞いてみた

BABYMETALのフォロワーとなりうる3組

 最近、本ブログの更新をほったらかしにして、関西界隈でのアイドル現場に足繁く通うメタルレジスタンス活動(注)に勤しんでいるのですが、そこでこれは!というグループ3組に出会いましたのでご紹介したいと思います。
(注)決してアイドルさんに萌えたくて活動しているわけではなく、メタルレジスタンス活動の一環としてアイドル現場に通っております。

 なお、このグループはBABYMETALに似ている!などと、メイト(BABYMETALのファンのこと)目線での書き方をしており、当該グループさんにはたいへん失礼な書き方をしておりますこと、平にご容赦ください。

 

 


Pressi(プレッシー)

Pressiは大阪を拠点とする3人組のユニット。2017年3月結成。

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(左から)大槻ゆあ(Da & Vo)、naria(Gt & Vo)、北川愛菜(Da & Vo)


先ずは動画を見ていただきましょう

Pressi 「能無き鷹なら爪立てて」

www.youtube.com

 どうでしょう?
 かなりハードなサウンドにこれまた濃厚なボイスを乗せています。
 

 ご覧になったらわかるように、特筆すべきは
 センターでメインボーカルのnariaさん。
 ギターを弾くのです(その他の音源はカラオケ)。

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 nariaさんを中央に据え、北川愛菜さん、大槻ゆあさんが横に控え2人は踊りながらパフォーマンスします。
 BABYMETALはSU-METALを中央に据え、その周りをYUIMETALとMOAMETALが踊り倒しますが同じ構図。
 Pressiの場合は、nariaさんがギターを奏でるので、固定マイクで動けないということもあるかとは思いますが。
 異なる点は、3人ともボーカルを担当し、ユニゾンも用います。


 やっている音楽はメタルというより、ハードロックとかパンクロックのほうのエリア。まだ持ち歌も少ないようで、私が参加したライブは2本とも15分の枠で3曲。2曲が持ち歌で1曲は他アーティストのカバーでした。
 そのカバーはいずれもBiSHだったので(「プロミスザスター」と「星が瞬く夜に」)、BABYMETALフォロワーというより、BiSHフォロワーが正しいのかもしれません。過去の動画を見ると、SCANDALやBiSの曲もカバーしているようです。

 

 現在リリースしている曲は2曲。

「恋のラプソディー」

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 https://open.spotify.com/album/5dvAoD4vgP8JJBP48C63Ys


「能無き鷹なら爪立てて」

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 https://open.spotify.com/album/4hYZhDaZjyyY2Jw5E791Vf

 これがなかなかに面白い構成で、キャッチコピーはこうなっとります。

『恋のラプソディー』の恋する女の子の可愛い世界観と、
『能無き鷹なら爪立てて』の目標に立ち向かう強さ
を表現したこの2曲のギャップはPressiのもつカッコいいパフォーマンスとアイドルらしさの2面性とも結びつく、必聴の一枚!

 そうなんです。
 アイドルっぽいガールズポップな曲と、クールな感じのロック系の2曲で構成されとります。
 メイトが好む音楽は後者ではありますが、前者の曲も途中までは「ふぅわっ♪ふぅわっ♪」という掛け声が聞こえてきそうな曲調ですが、太鼓隊がドコドコ始める後半部はなかなかにあがる構成となっております。注目すべきは
「カッコいいパフォーマンスとアイドルらしさの2面性」
 うーむ。かつて「アイドルとメタルの融合」を謳っていたグループがありましたが。コンセプトは同じ方向性。

 それは、実際にライブを見て体感しました。
 かなりかっこいいです。

 nariaさんはギターを弾きながらクールに歌います。
 こちらのインタビューを読むと

naria:Pressiというグループが企画されていて、ゆあと愛ちゃんが最初に決まっていて、そこにパンチが効いたメンバーが欲しいなということで、プロデューサーから私(naria)に声かけて頂き、この3人でスタートすることになりました。

 実際にステージを見ていて、北川愛菜さんと大槻ゆあさんはアイドルらしい感じですが、nariaさんはロックバンドテーストが漂っています。歌いながら流し目でフロアを見てき、視線があっても目をそらすことはありません。彼女はたとえ観客が1人でもその1人に届くように歌うタイプじゃないかなあなんて思います。

 

 Pressiはまだ活動歴の浅いユニットですし、持ち歌も少ないですから、これからどちらの方向性に向かうのかはわかりません。
 勝負はやっぱりどのような楽曲をつくれるのかでしょうか。私が望む方向性は当然ロック路線ですが、こればかりはグループ自身が決めること。陰ながら見守っていきたいと思います。

 

 

 

82回目の終身刑

82回目の終身刑は、大阪を拠点とする6人組のロックバンド。2017年8月結成。

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(左から)鈴原優美(ダンス)、ハル(ベース)、葉月(ボーカル)、てのひらえる(ダンス)、HITOMI(ギター)


 82回目の終身刑は、1度だけライブで見たのですが、予備知識ゼロで見たので、第一印象で「これはもうベビメタじゃん」とすごく嬉しくなりました。

(参考動画)2018.1.21ライブの模様

www.youtube.com

 先ずは、ボーカルの葉月さんの声に意識がいきます。なんだろう、演歌チックな発声方法なので好みは分かれるかと思いますが、ライブ現場ではよく通る声で、迫力があり、そんじょそこらのボーカルではないことがわかります。
 へー・・・と思って眺めていたら、サイドのダンサーに目がいきます。
 なんと、バンドなのにかわいらしいダンサーが2人いるのです。ダンス専門職です。この2人、サイズが全く違います。
 小さい方のダンサーはとにかく踊り倒します。
 第一印象は「なんぞこれかわええ!!!」

てのひらえる

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ミスiD2017根本宗子賞受賞したSOLO ROCK IDOL 82刑のマスコットキャラ。
かわいい。なでたい。愛でたい。
キレキレダンスと全身を使った煽りでフロアを揺らす。

  ↑これは私が書いたものではありません。公式HPに載っているものです。
 私の印象と全く同じことが公式HPに書いてありました。
 ミスiDに入賞するほどのかたなんですねぇ。キレッキレダンスを披露してくれます。

 もう1人のダンサーは

鈴原優美

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ミスFLASH2017ファイナリスト。
今最も注目されているGカップグラビアアイドル 82刑のセクシー担当。
82刑ライブはゆぅみんの人差し指から始まる。
ダンス煽りMCメンバーのケアすべてを担う。

 グラビアアイドルw
 セクシー担当なんですって。
 ちなみに正式役職は「マニピュレーター」らしいですが、ライブを見た印象で便宜上ダンサーとしておきます。(動画を見ると確かにパソコンを触ってる曲もあります)

 ベビメタと違うのは2人は後方に設置したお立ち台の上で踊ることが多いこと。
 ゆいちゃんやもあちゃんと違って、見えないよ~ということがありません。

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 また、最大の違いは2人の踊りがシンクロしてないことw
 鈴原優美さんはセクシー系な感じでパラパラ踊りなどを繰り出すのに対し、てのひらえるさんはひたすら踊り倒します。激しいです。

 ダンサーの説明から入ってしまい、肝心の音楽性に触れていませんが、それぐらいこの2人の存在感は強烈です。

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 結論から言うと、女性ロックバンドにダンサーが加わったのが82刑です。

 

 音楽性については、なんて言うんでしょ。まだ1回ライブで聞いただけだからよくわかりませんが、イメージ的にはアニソン系? いや、アニソンって幅広いのでそんなジャンルがないのは承知しているのですが、水樹奈々さん的な?
 ロックと歌謡曲の間ぐらい。メロディーライン重視な日本歌謡ロックな感じです。
 すいません。浅薄な音楽知識で語ると怒られますね。皆さん動画を見てご判断ください。

 

で、バンドの中心メンバーはボーカルの葉月さん

葉月(はづき)

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二度のBIGCATワンマンを成功させた実力派ロックシンガー バンドの発足人。作詞、衣装などを担当。82という数字に執拗に強いこだわりがある。

  こちらのインタビューによると

「音楽が好きで、音楽と生きていきたくて。ライブをするようになってからもう8年近くたった今、10代のアイドルの子たちと同じステージで勝負することが、「葉月」としてなんだか違うと感じるようになってきた。どんな場所でも戦ってきたからこそ、葉月の音楽が好きだと言ってくれる人のためにもっと違うステージでもチャレンジしたい。ソロシンガーとしてBIGCATで2回ワンマンライブをして、次は難波Hatchを目指したい。その次はZEPP大阪を目指したい。そのために戦う仲間を見つけようと思いました。葉月は、ずっと音楽をしていきたい。」

熱く語る葉月の野望は、アイドル、シンガー、バンド、すべての音楽と共に生き、成長し続けてきた葉月だからこそ描いた未来だった。

  と、ありますので、アイドル、バンド、ソロシンガーを経て、いまここにその全てを詰め込んだ82刑を誕生させたということのようです。
 

 で、ギター、ベース、ドラムがいます。
 神バンドです。いや、正式メンバーです。
 ギター、ベースはダンサーより前にでてプレイしてくれます。
 ドラムのかたは覆面の名無しさんです。BABYBONEです。いや、プレイしてます。

 

 プロフを見ておわかりのとおり、元々ソロや他バンドで活躍してきた人たちの寄り合い所帯。兼任しているかたも多い。
 とくにボーカル、ダンスの3人は、ソロプロジェクトとしても現役で、対バンイベントだとソロでも登場します。

 ということで、結成は2017年8月と最近ですが、長年活動してきたメンバーが多いので、結成当初から話題であったらしく、かなり多くのファンがいます。

 自分が見たライブは対バンでしたが、黒Tシャツの軍団が大挙して来場していました。おっさんが多く、ベビメタと似た感じでした。

 ファンが一斉に横に動く曲があったりして、初見にはハードルが高い部分もあった一方で、てのひらえる先生から振りの指導講座がある曲もあり、そんな曲では初見もファンの皆さんと一緒に盛り上がることができました。はちゃめちゃ感・なんじゃこりゃ?感はBABYMETALに通ずるものがあり非常に楽しいライブだったので、またお邪魔したいと思っております。

【82回目の終身刑】忙しい人のための1分紹介動画

www.youtube.com

 

 

 

 

絶叫する60度

絶叫する60度は、愛知県岡崎市を拠点とする2人組のユニット。2014年8月結成。

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(左から) 魁(vo)、もんてろ(vo)

 絶叫する60度は、一部メイトの間で「ベビメタロスなら、絶叫に会いにいけばいいじゃない」と言われるほど有名なのですが一応。

 2018.03.24LIVE映像

www.youtube.com

 絶叫は、2人のダブルボーカルが振りもなく歌い倒すグループなのですが、先ず、絶叫に対しては厳しいところから始めます。
 サウンドは重低音ハードロックですが、声質は重低音サウンドには厳しいなあというのが率直な感想です。
 重低音サウンドには音に負けないボーカル、要はデカイ声が必要。
 もんてろさんの声はなんとかなるかな?という感じですが、魁さんの声はほんとに繊細で。

 というのが、初めて絶叫を見たときの感想だったのですが、2人の迫力はそんな第一印象を上回るパフォーマンスで心に迫ってきます。

 もんてろのドスの効いた煽りと魁の渾身のパフォーマンス。

 とくに魁さんのエモーショナルなMCを聞いたあとは気持ちもどんどん高まってきます。
 彼女は自分にとっての歌とは何か、ライブとは何か、ファンの存在は何なのかを赤裸々に語るんですよ。
 初めて聞いたときはあまりにもてらいのない言葉に唖然としましたが彼女たちの活動内容を知るとエモーショナルなんですねぇ。
 (絶叫する60度は年間300本以上ライブをしたこともあるそう。これが直近のライブ日程。)

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 あまり知らないアイドルさんが前にせり出したきたとき、私なんかは恥ずかしくて近寄れないのですが、魁さんはなんだろうなあ、一歩もひかない感じですごく迫ってくるんですよね。堂々としていてエンターテイナーなんですよ。ほんとにフロアにいる人間と真正面から向き合っている感じで。それがファンであってもたまたま居合わせた人間であっても。
 それに乗せられて知らず知らずのうちに握りこぶしを振り上げていました。
 絶叫する60度のライブはとにかくエモーショナルでフロアを虜にする力がある。一度近くで見てみてください。彼女たちはあなたの町にも来てくれます。

 そして今年はイギリスでもツアーをするそうで。
 ほんとに体と喉は大事にして頑張ってください。

 あ、なんかほとんどBABYMETALと関係ない感じになりましたので最後に

 魁さんとBABYMETAL

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BABYMETALのアメリカ攻略法

 BABYMETALは世界制覇を目標に掲げてMetal Resistance活動を頑張っていますが、最重要国アメリカの攻略法については以前よりかなり悩んでいる様子が見てとれた。

 しかし、今回発表されたツアーでは、これまでのワンマンツアーの際は必ずどれかに訪れていたアメリカ3大都市(ニューヨーク、ロサンゼルス、シカゴ)をスルーするという驚きの攻勢にでた。

 この意図を読み解いてみたい。

 まずはこれまでのBABYMETALのツアー実績を見てみる。

 

ワンマン&フェス(AP Awards含む)

2014.7.27  ロサンゼルス
2014.11.4 ニューヨーク

2015.5.14 シカゴ
2015.5.16 コロンバス ※フェス

2016.5.4 ニューヨーク
2016.5.5 ボストン
2016.5.7 フィラデルフィア
2016.5.8 シャーロット都市圏(コンコルド=ノース・カロライナ州)※フェス
2016.5.10 ワシントンDC都市圏(シルバースプリング=メリーランド州
2016.5.11 デトロイト
2016.5.13 シカゴ
2016.5.14 ミネアポリス都市圏(サマーセット=ウィスコンシン州)※フェス

2016.7.12 シアトル
2016.7.14 サンフランシスコ
2016.7.15 ロサンゼルス
2016.7.17 シカゴ都市圏(ブリッジビュー=イリノイ州)※フェス
2016.7.18 コロンバス ※AP Awards

2017.6.16 ロサンゼルス

 

前座ツアー

2014.7.30 フェニックス(アリゾナ州
2014.8.1 ラスベガス(ネバダ州)
2014.8.2 ステートライン(ネバダ州)タホ湖畔(リゾート地、都市圏に属さず)
2014.8.4 ソルトレイクシティユタ州
2014.8.6 デンバーコロラド州

2017.4.12 ワシントンDC
2017.4.14 アトランタ
2017.4.15 ローリー(ノース・カロライナ州)
2017.4.17 シャーロット(ノース・カロライナ州)
2017.4.19 コロンビア(サウス・カロライナ州)
2017.4.22 リトルロックアーカンソー州
2017.4.24 ジャクソンビル
2017.4.26 オーランド
2017.4.27 タンパ
2017.4.29 マイアミ

2017.6.18 アルバカーキニューメキシコ州
2017.6.20 サンディエゴ都市圏(チュラビスタ=カリフォルニア州
2017.6.21 ロサンゼルス都市圏(イングルウッド=カリフォルニア州
2017.6.22 サンノゼ都市圏(マンテンビュー=カリフォルニア州
2017.6.24 シアトル都市圏(オーバーン=ワシントン州
2017.6.25 ボイシ都市圏(ナンパ=アイダホ州


そして今回のツアー

2018.5.8 カンザス・シティ
2018.5.10 オースティン
2018.5.11 ダラス
2018.5.13 ヒューストン
2018.5.15 アトランタ
2018.5.17 シャーロット
2018.5.18 ナッシュビル
2018.5.20 コロンバス ※フェス

 

さて、これをアメリカ都市圏人口トップ40に当てはめてみる
 (都市圏人口は2010年4月1日国勢調査結果による)

 

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 こう見ればBABYMETALの意図は明確であろう。
 BABYMETALは文字通り全米制覇を狙っており、アメリカの主要都市を次々と攻略してきたが、全米トップ10に位置するダラス、ヒューストンは未攻略だった。ダラス・ヒューストンに狙いを定めた上で、南部でまだ訪れていなかった都市やワンマンを行っていなかったトップ40都市を攻略するという意図が読み取れる。
(注:カンザス・シティの属するミズーリ州については、中西部なのか南部なのか常に議論になる地域ではある)

 

 ダラス・ヒューストンは全米トップ10に入る都市で、訪れたかった都市だろう。

 そして嬉しいのはナッシュビル

1 ナッシュビルは音楽の都
 ナッシュビルは音楽の都とも称される町で、ロサンゼルス、ニューヨークとともにアメリカの音楽業界では最重要都市と言われている。

 ナッシュビルといえばカントリーミュージックの本拠地であるため、他ジャンルの音楽にとってはそう重要でもないのでは?と誤解されがちだが、ナッシュビルがなぜ重要かというと、歴史あるカントリーの本拠地であるため、多くのレコード会社がここに拠点を持っているとともに、質の良いレコーディングスタジオが多数存在する。
 レコード会社や良質のレコーディングスタジオがあるということは、他の分野の多くのミュージシャンもナッシュビルでレコーディングするために滞在するし、レコーディングのエンジニアやスタジオミュージシャンなどの専門職の多くがここにいる。つまり音楽関係者の多くがナッシュビルに住んでいる。
 ここでライブをするということは、業界に影響力のある音楽関係者も少なからず訪れるということであり、最高のギグを一発かますと口コミで界隈に広がっていくことが期待できる。
 ナッシュビルでライブをするということ、そしてここで成功させるかどうかということは、BABYMETALのアメリカでの今後の評価を左右する可能性すらあると言える。


2 ナッシュビルグラミー賞

 ナッシュビルグラミー賞にとっても、重要な都市である。
 BABYMETALがグラミー賞をとるのは難しくてもノミネートはどうなの?と思う人がいる。(私の知り合いのメイトは何かにつけてグラミーを連呼しているw)

 では、グラミーのノミネートはどのように決められるのか。
 ノミネートの最終決定には選考委員会での少数による審査もあるが、先ずはグラミー会員(正しくは全米レコード芸術科学アカデミー会員)の第一次投票で15~20アーティストが推薦される。ここに入らなければ話しが始まらない。
 投票権を持つ会員は1万3千人とも1万5千人とも言われている音楽関係者。
 当然それぞれの専門分野があるが、ノミネートは誰がどのジャンルを推薦(投票)してもいいそうだ。
 クラッシックの専門家がメタル部門のアーティストを推薦(投票)することも可能なのだ。

 なので、本気でグラミーを狙っているアーティストは会員を通じてロビー活動をする。
 会員も自分の専門分野であれば信念をもって推薦したりするだろうが、専門分野外の推薦を親しいかたからお願いされたらどうだろうか? まあ名前を連ねてあげようかとなったり、たくさんの推薦依頼の中から、噂を聞いたことがあったり、実際に見たことがあるアーティストがあればそれを推薦してくれる人もいるだろう。
 ということで、メタル部門の関係者だけに知ってもらうだけではなく、クラッシックからポップミュージックまであらゆるジャンルの人たちに知ってもらう、さらには見てもらうほうが有利となる。

 で、グラミー会員の最大派閥と言われているのがカントリー勢なのだそう。
 アメリカはカントリーミュージックの国なんですねぇ。
 そういえば、自分がアメリカの高校に短期留学してい時、「ポップソングなんてクソだ」と言うやつがいて、「じゃあ、お前はどんな音楽聞いてんだ?」と聞いてみたところ、バンドをいくつが挙げてくれたのですが、一つもわからず、さらに馬鹿にされました(笑)。あとで調べてみたらカントリーだったということを思い出しました。

 そのカントリー勢が多く住むのがナッシュビルの町。
 カントリー勢にとっては、ナッシュビルを訪れざる者はミュージシャンにあらず。逆に、ナッシュビルでギグやったんだろ?よかったってあいつが言ってたぞ。こうなると急に親近感がわくものでしょう。
 グラミー会員が多く住む町ナッシュビルを攻略することはグラミーをも攻略する一手となる。

<グラミー選考方法についてはこのあたりを参照>
 グラミー賞主要部門の投票システム:音楽ジャンル別の格差疑惑 - 辰巳JUNKエリア
 日本人元外交官も候補 今年のグラミー賞こう楽しむ|アート&レビュー|NIKKEI STYLE


3 BABYMETALとナッシュビル
 ナッシュビルにはこんな縁もあります。
 かつてBABYMETALはアニメタルUSAと対談し、ラウドネスの2代目ボーカルも務めたマイク・ヴェッセーラとナッシュビルの話しをしています。

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2012年撮影、右端がマイク・ヴェッセーラ

クリス 日本はすごく素晴らしいけど、日本だけじゃなくてどこの国に行ってもベストを尽くすようにしてる。それぞれの国にそれぞれの良さがあるからね。君たちも海外でライブをしたらすごく楽しめると思うよ。
SU-METAL やりたいよねえ。
クリス ぜひアメリカに来てください!
BABYMETAL一同 はい!
マイク もしアメリカに来るのなら、ぜひ一緒に共演したいな。
MOAMETAL えーっ! うれしい!
YUIMETAL アメリカに一緒に連れてってください!

(中略)

MOAMETAL 早く海外に行ってみたい。行ったことないから。
クリス アメリカのどこに行きたい?
MOAMETAL うーん……。
SU-METAL 皆さんはアメリカのどの辺に住んでいるんですか?
クリス カリフォルニアって知ってる?
MOAMETAL はい。じゃあカリフォルニアに行きたいです(笑)。
YUIMETAL カリフォルニアに行ったら案内してください!
クリス もちろん! ハリウッドはどう?
ルディ ディズニーランドもあるよ。
MOAMETAL わあ、すごい!
YUIMETAL 行きたい!
マイク 僕はテネシー州ナッシュビルに住んでるんだ。
BABYMETAL一同 全部行きたい!
一同 (笑)。
マイク ナッシュビルはアメリカの中でも音楽の都なんだ。だからぜひ一度訪れてみるといいよ。
YUIMETAL 勉強になるね。
SU-METAL だんだん行きたくなってきた(笑)

 https://natalie.mu/music/pp/babymetal/page/2

 この対談は2012年7月頃。
 すぅちゃんたちがまだ中学生のときです。
 海外のミュージシャンと対談したのは、調べた限りはこのときが初めて。
 すぅちゃんは海外など行ったこともなかったこの時代。
 そのときに聞いたナッシュビルという町のこと、BABYMETALのみんなは覚えているでしょうか。
 「音楽の都」というキーワードがあったから覚えてるかもしれません^^
 ナッシュビルでマイクさんと再会なんてことがあるのでしょうか。

 

 

 話しが随分とんでしまったが、BABYMETALの全米攻略法が主要都市のローラー作戦だとしたら、次にBABYMETALがツアーを組む場所は自ずから見えてくる。
 BABYMETALは、アメリカのハートランドと呼ばれることもある中西部の都市をいまだに攻めていないのだ。

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 先ほどの表に、未制覇の中西部の都市を色塗りするとこのようになる。
  ※青色がまだ訪れていない中西部の都市

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 こうなるとBABYMETALはアメリカトップ40の人口を擁する主要都市をほぼ制覇したことになる。
 次のツアーがどのように組まれるのか非常に楽しみ。

ベビメタロス期おすすめアイドル5組


 この時期、BABYMETALロスに陥るのはメイトの皆さんにとっては恒例行事のようですが、私も例に漏れず、ベビメタロスに陥っております。
 自ブログを辿ると1年前のこの時期に「ベビメタロス期お勧めアイドル5組」という記事を書いていました^^;

 前回記事を書いたときは海外におりましたので、音楽を聞いてみただけの5組でしたが、今回は、実際に見たアイドルの中から5組選んでみたいと思います。

 

おやすみホログラム

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2014年5月結成の2人組(2018年1月現在)
メンバー:カナミル(右)、八月ちゃん(左)
プロデューサー:小川晃一
音楽性:オルタナティヴ・ロック

 おやすみホログラム(略して、おやホロ)は、自らバンド活動や音楽制作を行っている小川晃一さんがプロデュースするグループ。
 結成時は4人だったが、その後メンバーの加入・脱退があり、現在は2名での活動となっている。

 http://tower.jp/artist/2402736
 http://top.tsite.jp/entertainment/idol/i/25051427/index
 http://rooftop.cc/interview/150901153000.php?page=2

 おやホロはベビメタロス期お勧めグループの話題で度々目にしていたのですが、別グループ目当てでいったインストアイベントがなぜか対バン形式で、おやホロが登場。
 そのとき聞いたこの曲が良く、耳に残ったため、家に帰ってから聞きまくりました。

おやすみホログラム「note」MV

www.youtube.com


 おやホロはバンドセットでのライブもやっており、この動画で完全にハマりました。

おやすみホログラム「note」(1曲目)@りんご音楽祭(2015年9月27日)

www.youtube.com


 こういうのって何系なんでしょうね?どの型にもハマらないからオルタナなんでしょうか。
 とにかく、静かな旋律を儚げな危うい声で歌いつつ、後半に向けてウワーっと盛り上がっていくさまがとにかくエモーショナル。

 

 他には、「エメラルド」という Have a Nice Day!(浅見北斗)との共作が素晴らしい。

Have a Nice Day!×おやすみホログラム「エメラルド」

www.youtube.com

 この曲は是非一度生で聞いてみたいのですが、浅見さんと共演するときしかやらないようです。
 おやホロはかわいらしい女性2人組ユニットですが、音楽的こだわりが強く、バンドセットのライブだと普通にロックバンドらしいのでぜひいつか生バンドライブを見たいと思っております。

 

 

 

BILLIE IDLE®(びりーあいどる)

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2015年1月始動の4人組
メンバー:(写真左から)アキラ、ファーストサマーウイカヒラノノゾミ、モモセモモ
プロデューサー:NIGO®、渡辺淳之介
音楽性:80年代前半のパンクロック

 BILLIE IDLEは、元BiSのファーストサマーウイカヒラノノゾミを中心として結成されたグループ。
 プロデューサーは、ファッションデザイナーでありつつ、TERIYAKI BOYZのプロデュース等の音楽活動で知られるNIGO®と、BiSHやBiSが所属するWACK代表の渡辺淳之介の共同プロデュースとなっている。
 KEVIN MARKSが全曲を作曲、作詞はメンバーが担っている
 4人組だが、メンバーの入脱退が1度あり、延べ人数は5名。なお、モモセモモ、アキラは実姉妹。

BILLIE IDLE「MY WAY」 作詞:アキラ

www.youtube.com

 http://tower.jp/artist/2392982/BILLIE-IDLE
 https://natalie.mu/music/pp/billieidle04
 https://natalie.mu/music/pp/nigo

 元BiSのファーストサマーウイカさんは劇団出身で、舞台俳優が主力の芸能事務所キューブ所属。

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 とても声量のあるボーカルでありつつ、演じきることのできるキャラの強さがあり、BILLIE IDLEのことは気になっていたのですが、ライブ動画等を見る限り、BILLIE IDLEは好みがはっきり分かれるグループだなと思ってました。プロデューサーのNIGOさんの方針もあり、楽曲もファッションも独自路線をいっており、何がウケるかというより、アーティスト側が客を選別している印象。

 

 しかし、実際にライブで見てみたら・・・
 楽しい!
 80年代ロックのノリかたがわかるおっさんなら楽しいはず(若いかたはノリにくいかもですが)

 そして、モモセモモさんのボーカルが素晴らしいんです。

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 モモセさんの発声方法は椎名林檎さんとかに似てる感じで好みは分かれるかもですが、一度聞いたら強く印象に残ること間違いなし。

BILLIE IDLE「泣きそうサンデー」(2曲目4:00あたりから)@TIF(2017年8月5日) 作詞:モモセモモ

youtu.be

 ウイカさん&モモセさんのボーカル力は、生バンドだとより一層映えると思うのですが、プロデューサーのNIGOさんはDJが基本スタイルみたいなんでそこにはこだわりがなさそうですね。

 

 

 

mistress(みすとれす)

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2016年4月始動の3人組(2018年1月現在)
メンバー:(写真左から)葵威(あおい)、殺(あめる)、亡(ぼう)
プロデューサー:岩田P
音楽性:ヴィジュアル系ロック

 mistressについては、名古屋拠点のビジュアル系ロックアイドルということぐらいしか知りません。メンバーもすでに入れ替わりが発生しているようです。

 なんの予備知識もなかったんですが、初めて見たライブでの葵威(あおい)さんのデスボイスで一気にもっていかれました。

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 正直デスボはあまり好きじゃないのですが、葵威さんのはキレイな上に迫力がありよかったです。
 楽曲もツーバスドコドコ系のものもあり、アイドルイベントに来たのにメタルがかかり、オオー!!となってヘドバンかましまくってしまいました。

mistress「狂ヲシク咲キ踊ル」

www.youtube.com

 メタルなのかな?と思いながら他曲も聞いていると、ミクスチャーというかメタルコアというかスクリーモというかそういったここ10年ぐらいの流行り系の曲や、アイドルっぽいMIX(タイガーファイアー ジャージャー)を打てる曲も多いようです。
 ヴィジュアル系と標榜しているように、音楽性は多様なようですが、個人的には王道メタルがノリやすいのでヘドバンかませる曲が増えたらいいなあと思ってます。

 https://gekirock.com/interview/2017/12/mistress.php

 mistressさんはいま絶賛売り出し中で、無料ライブをうちまくっている最中ですので、興味もたれたメタラーの皆さんはチェックしてみては^^

 

 

 

Cure。(きゅあ)

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2013年12月結成の2人組(2018年1月現在)
メンバー:蒼葉みさ(右)、望まひろ(左)
プロデューサー:セルフプロデュース?
音楽性:ラウドロック

  えー、Cure。さんのことはそもそもグループ名の読み方を始め、ぶっちゃけ何も知りません。大阪のコンカフェ系?

 しかし、ライブでCureさんのキックステップを見たときに一気にもっていかれました。

Cure。「パスタはやっぱりアルデンテ」

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 見てくださいこのキックステップ!
 アイドルの歌には振付がありますが、「振り」と言われるように、振りとダンスは似たようで異なるもの。
 振りは手の動きなどの上半身の動きが基本。一方、ダンスは主に下半身を使い、ステップが重要視されるので別物と言っていいでしょう。

 ダンスしながら歌うのは息が乱れたりしてとにかく難しい。なのにCureはとても激しいキックステップを繰り出しながら「歌う」んです。
 これはもう体幹から相当鍛えてないと無理で、持久力も必要。この芸当を芸術の域まで高めたのが中元すず香さんだと思っているのですが(すぅちゃんはジャンプしながら歌っても声がぶれない)、Cureさんのライブを見たときは「これはいいものを見たな」と。

 Cureはメンバーの入脱退も多く、とにかくたいへんなようですが、そんななか、2017年9月にファーストアルバムをリリース。今後要チェックしていきたいです。

 

 

 

神宿(かみやど)

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2014年9月始動の5人組
メンバー:(左から)羽島めい、小山ひな、一ノ瀬みか、羽島みき、関口なほ
プロデューサー:北川敦司
音楽性:??? 

  神宿は「原宿発」の王道アイドルグループ。
 プロデューサーが21歳大学生のときにメンバーを原宿でスカウトしてゼロから立ち上げたという。楽曲は、ながいたつ氏とSHUN氏の2人がほぼ全ての曲を提供。

 

 神宿さんはですね・・・

 とにかくかわいい!


 青の羽島めいさんと黄色の羽島みきさんは姉妹なんですよ!

  「はしま」って読みます。羽鳥じゃないし「はじま」でもありません。

 羽島めいさんがMCをやるので、リーダーかな?お姉さんかな?と思ったら、めいさんが妹なんです!
 めいさんはサッカー少女で、みきさんはクラッシックバレエをやってたんですって。

神宿「KMYD」

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 えっと・・・ 動画を見てみて一歩ひいてしまったかた。まあ騙されたと思っていちど生で見てみてください。知らないうちになんだか楽しい気分になってきて手拍子とかしてるはず。

 神宿さんは、とにかくかわいいのがサイコーなんですが、3年以上活動していてメンバーの入れ替わりが一度もないところも素晴らしいです。
 そして神宿ってなんて読むの?みたいな私のような者にとっては、いちから教えてくれる神宿さんのようなグループはほんとありがたいです。
 神宿さんは、現在頑張って全国ツアー中です。近日九州や四国も訪れるので気軽に足を運んでみられてはいかがでしょうか^^

 

 

 

 

 以上、お勧めというか、気になるアイドル5組でした。皆さんもお勧めグループありましたらぜひ気軽に教えてください。ベビメタロス期をなんとか乗り切りたいと思います^^