モッシュッシュピットB

メイトさんに聞いてみた

キツネ様からのお告げ ~何が行われるのか?編~


BABYMETAL巨大キツネ祭り@SSAで次なるBABYMETALの活動の一端が開陳。
情報を時系列的に並べてみます。

 

SSA初日、ライブ後の告知

 A アナウンス
 「今年、最初で最後のTHE ONE限定イベント」

 

 B 紙芝居
 紙芝居で地図が最後にイギリスが示されたとの情報も流れる。

9-METAL 2017年09月26日 22:35 ID:dAYhP4yF0 [返信]
「聖地」のナレーション中、世界地図が映っていて、その終わりでズームアップしたのがイギリスだったんだよね。一瞬O2アリーナかと思ったけど、the one限定だって字幕出て、頭の中???
コバの趣味の悪い冗談だろうなぁ。

http://babymetalmatome.com/archives/50816074.html

 


②ライブ後、BABYMETALからHPで告知

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5色の狐火がTHE ONEとなり、巨大な炎となって漆黒の闇を照らした夜、
METAL RESISTANCE第5章のすべての扉が開くのだ

5枚すべての扉が開いた時、METAL RESISTANCE第5章の終幕と共に、
ツネ様の新たなお告げの全貌が明らかになる

METAL RESISTANCE第6章 - 外典 - 
2017年、今年最初で最後のTHE ONE限定イベント
- 洗礼の儀 - 開催!!

すべてのお告げはMETAL RESISTANCE第5章の終幕と共に訪れる…

 

③SSA2日目ライブの告知

 A アナウンス
 紙芝居の文字を書き起こしてくれたかたがいます。おそらくアナウンスはこのとおり読み上げられたものと推察される。

 

 B 紙芝居
 紙芝居で地図が最後に日本で止まり、広島のあたりで光ったとの情報も流れる。

 

④ライブ後、BABYMETALからHPで告知

f:id:pierofw:20170929125732j:plain

 

本日の公演にて、キツネ様から新たなお告げを授かった。

 

XX

II

III

XII

MMXVII

 

2017年、今年最初で最後の

国内最大規模THE ONE限定イベント

- 洗礼の儀 - 開催

 

すべてのお告げはキツネ様のみぞ知る…

新たな同志を選ばれし者「THE ONE」に導き、共にMETAL RESISTANCEを起こそうではないか

 

諸君、首の準備はできているか?

 

続報を待て!

 

https://theone.babymetal.jp/2017/

 

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 結局、「ア なにが」、「イ いつ」、「ウ どこで」開催されるのか定かではない状況。
 これはBABYMETALからの挑戦状というか謎解きを楽しんで欲しいという余興の一つでしょう。
 中元すず香さんはミステリー小説が好きとのことですので、一緒になって楽しんでいるかもしれません。

 

 先ずは「ア なにが」について推測してみます。


ア なにが
 初日の時点でHP上で以下のように記されている。

METAL RESISTANCE第6章 - 外典 - 
2017年、今年最初で最後のTHE ONE限定イベント
- 洗礼の儀 - 開催!!

 これを素直に読むと

2017年中にファンクラブ限定イベント「洗礼の儀」を開催します  推論1

 と、なるだろう(THE ONEはわかりにくいので、便宜的にファンクラブと読み替えています)

 画像をみると

METAL RESISTANCE EPISODE Ⅵ -APOCRYPHA-
  THE ONE EXCLUSIVE INITATION

これは

METAL RESISTANCE第6章 - 外典 - 
           THE ONE限定
- 洗礼の儀 -

に対応していると思われるため、推論1の解釈で間違いないだろうということになる。


 次に、2日目のアナウンス

・それは聖なる人が聖なる神へと生まれ変わるイニシエーション(洗礼の儀)

・イニシエーション(洗礼の儀)は、選ばれし勇者たち「THE ONE」と共にあの聖地で執り行われるのだ。

  これを素直に読むと、まずBABYMETALは

イニシエーション(INITATION)= 洗礼の儀

 と、しており、その

洗礼の儀を、ファンクラブのメンバーと一緒に執り行います 推論2

となる 。

 洗礼の儀とは何ぞやについては、「聖なる人が聖なる神へと生まれ変わるイニシエーション(洗礼の儀)」とされているため、SU-METALが子どもから大人に変わる日、つまりは、SU-METAL20歳の生誕祭なのではないかという推測が生まれる。

 客観的に見てこの推測はあまり根拠がないが、この論からは、推論1「2017年中にファンクラブ限定イベント「洗礼の儀」を開催します」は

2017年中にファンクラブ限定イベント、SU-METAL生誕祭を開催します 推論3

 ではないかとなる。

 


 しかし・・・

 ライブ後にHP上に掲載された告知は若干異なるものだった

 

2017年、今年最初で最後の

国内最大規模THE ONE限定イベント

- 洗礼の儀 - 開催

 (中略)

新たな同志を選ばれし者「THE ONE」に導き、共にMETAL RESISTANCEを起こそうではないか

 (中略)

 続報を待て!

 https://theone.babymetal.jp/2017/

 


本論に触れる前に新しく加わった文字を見てみると

 

    初日               2日目

2017年、今年最初で最後の  →  2017年、今年最初で最後の

THE ONE限定イベント    →  国内最大規模THE ONE限定イベント

- 洗礼の儀 - 開催!!     →  - 洗礼の儀 - 開催

  新しく加わったのは「国内」と「最大規模」

 「国内」については、「ウ どこで」の観点からは、初日に流れた英国ではないかとの憶測を否定するかたちとなったが、「ア なにが」という観点からは、「海外でイベントが行われるのであれば、THE ONE限定イベントではないのではないか」とする憶測も弱めることとなり、ファンクラブ限定イベントであるという推論が強化されることになった。
 「最大規模」については後述。

 

 さて、問題は

新たな同志を選ばれし者「THE ONE」に導き、共に

 この解釈が難しい。これを

新たな同志を選ばれし者「THE ONE」に導き、共に

 と、するならば、

新しい人をファンクラブに勧誘し、一緒に   推論5

 となる。

 告知の最後には、「THE ONE」のHPアドレスが貼られており、ここにとぶと、Tシャツ買ってねのページに行き着く仕掛けも施されている。

 

 ここで、「イニシエーション(INITATION)」、「洗礼」という言葉の意味にあらためて注目せざるを得なくなる。

「イニシエーション(INITATION)」を辞書でひくと

名詞
1 不可算名詞 開始,創始,創業.
 the initiation of a new bus route 新しいバス路線の開通.

2a 不可算名詞 加入,入会,入門 〔into〕.
  initiation into a men's club メンズクラブへの入会.
 b 可算名詞 入会[門]式.

3 不可算名詞
 a手ほどき,手引き.
 b秘伝を伝えること,伝授.

  2の意味に注目すると、「ファンクラブへの入会式」となる。


 次に、「洗礼」の意味を辞書でひくと

キリスト教徒となるために教会が執行する儀式。全身を水にひたすか、または頭部に水を注ぐことによって罪を洗い清め、神の子として新しい生命を与えられるあかしとする。バプテスマ

2 その後に影響を与えるようなことについて初めての経験をすること。また、ある集団の一員となるためなどに、避けて通れない試練。「新思想の洗礼を受ける」「新入部員が特訓の洗礼を受ける」

・ 洗礼の客体をSU-METALと捉えると、1の意味となり、SU-METALが「神の子として新しい生命を与えられる」になるが
・ 洗礼の客体を「新たにファンクラブに加入する者」と捉えると、2の意味となり、「ある集団の一員となるためなどに、避けて通れない試練」となる。

 確かに、初めてBABYMETALのライブに参加するには、チケット争奪戦、交通手段の確保、行列や圧縮といった様々な試練を乗り越える必要があるし、モッシュや圧縮などを初めて体験したなら、洗礼を受けたと言ってもいいかもしれない。

 ということで、2日目のHP告知だけを読み込めば

2017年中にファンクラブ限定イベント、新規会員入会式を開催します  推論6

 とも読めてしまう。
 THE ONE新規メンバーをBABYMETALが神聖な儀式で迎え入れるイベント… あるのかな?技術的に難しい感じもするが…

 

 

 ところがところが、これは「THE ONE」をファンクラブと便宜的においてしまったからの結果でもあります。
 「THE ONE」はBABYMETALにおいて、2つの意味がある。
 ①ファンクラブ的なもの(Tシャツを買ったらチケット先行予約などの特典を受けられる)
 ②BABYMETALのファン(メタルで世界を一つにすることを目指すBABYMETALの下に集う者たち)

新たな同志を選ばれし者「THE ONE」に導き、共に

 を、後者の意味だと捉えるを、ファンクラブ勧誘ではなく、「新たな人をBABYMETALのイベントに連れてきてね」と解釈することも可能となる。
 かつてBABYMETALは「THE ONE 限定イベント」と謳いながら、「いけにえ」と称する同伴者(THE ONEメンバーでなくともよい)を連れてくることを可能としたイベント(白ミサ)があった。(詳しくはhttp://www.babymetal.jp/news/detail.php?id=427)これが可能となったのもTHE ONEに2つの意味を込めたBABYMETALサイドの慧眼の賜物だろう。

 今回の「最大規模」という文字からは、BABYMETALサイドが賭けにでたとも読み取れる。仮に12月開催だとしたら、時間が限られている上に、地方開催だとさらに集客に苦戦が予想される。なので、THE ONE限定イベントと謳いながらも、動員を確保するため、THE ONEメンバー以外にも門戸を開放するだろうという説も有力視されている。

 これはどうなのだろうか。これまでのファンクラブ限定イベントの最大規模は豊洲pitの3,000人規模とされている。今回はそれ以上の規模と行うということになるが、一方で、直近のSSA巨大キツネ祭りは、アリーナはTHE ONE専用エリアとなっており、A,B,Cブロックに各2000~3000人はいたのではと言われている。アリーナだけで6000~9000人はTHE ONEメンバーである上に、スタンド席を選択したTHE ONEメンバーもいただろうから、首都圏では1万人規模をTHE ONEメンバーだけで動員できると見ることも可能となる。
 白ミサで「いけにえ」制度が導入されたのは2次募集時からだったため、1次募集で苦戦した結果の例外ではないかとの説もある。
 このあたりは実際の動員とファンクラブ限定という建前との微妙な駆け引きであるため、最後まで予断を許さない。結果として「ファンクラブ限定イベント」ではない可能性も十分あり得る。

 


 SU-METAL生誕祭は開催されるのか?
 それとも実は新規会員入会式なのか?
 はたまた、同時開催なのか?
 仮に2デイズだとしたら?
 単に新規会員を募集しているだけなのか?
 ってか、全然違うイベントなのか?
 普通のライブなのか?

 


 答えは結局OTFGKですが、 よければ皆さんの推理もお聞かせください。

 

 

(投稿後、10分程度にて追記)
 なんと、これだけ悩んだinitiationの意味を教えてくれたかたがいます。

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 なんと!initiationには「若者から成人への成長の儀式」という意味があるそうで。そうかあ、成人式って英語圏にもそういう文化があるんですねぇ。
 ということで、イニシエーション(INITATION)= 洗礼の儀 = SU-METAL20歳記念生誕祭 は ほぼ間違いなさそうです。情報くださいました さん感謝です!

BABY METALの海外での人気の理由

 BABYMETALがなぜ海外でウケたのか。

 誰もが知りたいことであり、これまでも多くの人がその分析に取り組んできた。しかしいまだはっきりとした要因を解説できた人はいないと言ってもいい状況だろう。この分析は本当に難しい。BABYMETALが日本で人気が出た理由はある程度分析できても、海外となると本当に。
 それがこのたび、BABYMETALが所属するアミューズがどのように見ているのかが明かされたというのだから注目が集まった。外部の者がいかに詳細に分析しようにも、当事者の言葉にはかなわない。現時点における答えが示されるということにもなる。
 それがこれだ。

 

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BABY METALの海外での人気の理由(AMUSE)

1 ヘヴィメタルへの深い愛による、シンプルかつキャッチャーなコンセプト
2 ヘヴィメタルファンにとって久々の【新人】の誕生はウェルカム!
3 曲の良さ、ダンスの面白さ、SU-METALの歌唱力、神バンド

 

 タイトルに(AMUSE)と入っていることから、これは株式会社アミューズの公式見解のように見える。
 また、アミューズの認識では、

4 (海外でウケたBABY METALのコンセプトは)キツネ様のお告げに従い、メタルで世界をひとつにする、である
5 当初は(BABY METALの)メンバーにはその凄さがわからず、アイドル活動を優先させたがった
6 ヘヴィメタルの始祖はブラック・サバスとレッド・ツエッぺリンである
7 ヘヴィメタルサブジャンルの代表例はダークメタルである。
8 レディーガガのサポートを務めたことがエポックだった(発言部分より)

 とのことである。
 全体的なトーンとして、メタル路線を強調し、BABY METALの活動とアイドル活動を対立するものとして分析しており、これまでBABYMETAL自身が掲げてきた「アイドルとメタルの融合」というコンセプトを否定した内容となっている。

 

・・・。

 

 と、なってはたまらないということだろうか、その後、株式会社アミューズは公式HPにおいて「事実誤認に基づく発言および資料中の誤表記がありました。 」とのコメントを出すに至った。

 

 当然だろう。

 

 一部には「どこの部分が誤っていたか示すべき」との声もあるが、明示していないことに意味を見出すとすれば、アミューズとしてはこのBABY METALについての資料全てと発言全てが誤りだったとしたいのだと解釈する。

 

 BABYMETALのターニングポイントと言える出来事はいくつもあるだろうが、海外進出にあたり最大の出来事は「ソニスフィアでの圧倒的なパフォーマンスで数万人もの観衆をねじ伏せたこと」にあると感じている。
 レディーガガの前座は、日本の芸能ネタとしてはトップ級のニュースなのだろうということは理解できるが、あのガラガラのステージで健気にパフォーマンスしている彼女たちの映像を見たならば、そう簡単にはエポックな出来事だったとは言えない。

 

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レディガガ前座の一コマ 彼女たちはこのような経験を経て今の地位を築いてきた

 

 

ところで、

5 当初は(BABY METALの)メンバーにはその凄さがわからず、アイドル活動を優先させたがった

 の部分の説明として、BABY METALのメンバーはレディガガのサポートより「卒業式」を優先させたがったというような説明があったようだ。
 この説明を聞いた者は、卒業式はTOKYO IDOL FESTIVAL(TIF)のことだと解釈し、レディーガガの前座の価値はTIFより高いと言っているようにも感じたとのことだ。
 また、聞くものによっては、アミューズはBABYMETALの活動が、さくら学院の活動より「凄い」と認識していると理解したようだ。BABYMETALの価値はさくら学院より高いと。

 

 BABYMETALというグループは、元々そういうものをやりたいという人間と、さくら学院というユニット活動を通してアミューズキッズの成長を促すグループをつくりたいという勢力アミューズ内に併存するなかで、自グループに欲しいタレントを奪い合う危機に瀕することを避けるためか、互いに譲り合い、協力し合いながら、BABYMETALはさくら学院内の部活動ユニットとして活動する、というアートとも言いたくなるような技を生み出し、ギリギリのところで活動してきた。
 さくら学院の活動とBABYMETALの活動を破綻なく両立させるためには、両サイドともに凄まじい努力があり、綱渡りとも呼べるような道を歩んできたはずだ。菊地最愛水野由結さくら学院最上級生となると同時にBABYMETALの海外進出が本格化した2014年は特に。
 さくら学院にとって重要な舞台であるTIFに生徒会長を含む最上級生2人を欠くというのは痛恨の極みだったであろう。さくら学院は代替わりしたあと、夏のTIFを経て結束を固めていくのだ。さくら学院最大の危機がここにあったと言ってもいい。さくら学院サイドとしては苦渋の決断をして2人を送り出し、代わりにOGを呼び戻してパフォーマンスさせた上で、ステージ上の画面にゆいもあを映し出すというこれまたアートを繰り出し乗り切ったのだ。
 仮にBABYMETALよりさくら学院の活動を下と見るような発言や、さくら学院を大切に扱ってきてくれたTIFを軽んじるような言動をする者がいれば、さくら学院をマネージしてきた者たちは到底見過ごすことは出来ないであろう。この一連の発言をTIF関係者が耳にしたらどのように感じるだろうか。アミューズの信用問題にも繋がりかねない。
 そしてアミューズという会社にとって、さくら学院とBABYMETALは等しく宝のような存在であり、それどころか2014年当時のさくら学院とBABYMETALは一心同体とも言える関係であり、優劣をつけるというような話しはあり得ない。
 今回の一連の言動はこれまでのアミューズの努力を軽んじ、信用を低下させかねない問題であり、社として到底見過ごすことは出来ない事態だったのだろう。

 

 なお、BABY METALの海外での人気の理由をAMUSE名義で発表してしまった今回の人物は、2015年にアミューズの社員となった人で、ソニスフィアやレディガガ前座のあった2014年は外部の人間だった。

メタルエリート理論


かつてアメリカの片田舎に1年間住んでました。
高校生の留学ホームステイというありきたりな理由。
住んでいたのは人口3千人ちょっというちっちゃな町のそのまた郊外。
隣の家にいくのに数十メートルなんていうね。
そんな田舎でも通っていた高校の生徒は800人ぐらいはいた。
校区がとても広くみんな車やバスで通ってくる。
生徒は白人ばかり。
有色人種は数えるほどで、いてもベトナム系かフィリピン系。だいたいはお母さんがそっち系っていうだけで、家族そのもののアイデンティティが有色人種という家はなかった。
アメリカの人口の数割を占めるというヒスパニック系なんてどこ? 黒人ってのはテレビの世界の人たちだよね。の世界。
あるとき、町の白人女性が隣の隣の町(人口数万人の比較的大きな町)に住んでる黒人の人を彼氏だと言って連れてきたらすぐに噂になってた。
アメリカの田舎なんてそんな世界。


で、田舎の高校生たち。
よく知られているようにアメリカの高校にはヒエラルキーが存在する。
向こうはとにかく何にでも優劣をつけるので、できる者は誉められ有名になれる。
人口3千人の小さな町にでも地元の新聞、地元のラジオがある。
当然地元の多くの人たちが地元の新聞をとり地元のラジオを聞く。
高校の動向はそんなメディアにとって格好のニュース提供元だ。
高校のスポーツクラブの成績、ブラスバンド部の活躍、チアリーディング部の活躍、コーラス部の活躍、中には数学クラブやアカデミック(勉強)クラブなんてのもあってそこにも大会がある。
そこで活躍、というか、1勝でもしようもののなら地元の大きなニュースだ。みんな名前入りで報道される。
だからスポーツが得意だったり、歌うのが得意だったり、頭がよかったり、一芸に秀でたものはすぐにヒーローになれる。

ヒエラルキーの最上段はスポーツ選手たち。
こんな田舎、なにも娯楽がない。映画館なんてまちにちっちゃいのが1つだけ。そこにいったら知り合いばかり。
あとは何にもない。ほんとになんにもない。
ということで、毎週金曜日に行われるアメフト、バスケの試合は町の多くの人が観戦に訪れる。
アメリカの高校の学校設備はすごい。
屋内で行われるバスケはもとより屋外でのアメフトの試合もナイトゲーム。どの学校にも照明設備があり、毎週金曜日に試合が開催される。
9~12月がアメフトのシーズン、12~4月がバスケ。
毎週金曜は試合だ。
シーズン制なので、アメフト・バスケを掛け持ちする選手もいる。
そんなスター選手たちがヒエラルキーのトップ。
女性陣のトップはそんな選手たちとつるんでいる軍団か、
チアリーディング部やバトン部のトップ選手たちだ。
とくにバトン部は重要で、バトン部のエースはそのまちの華。クイーンである。

ヒエラルキーの2番手はブラバン部とかコーラス部とかいったあたりですかね。
各自がスターではなくてもやっぱり何かに属しているというのは強いんですね。
彼らは彼らの繋がりや絆があり、学校でも存在感を示しています。

で、あとはよくわかりませんが、なめられない層としては
ケンカが強そうなグループ(不良グループ)とキレイ系のグループですな。
一匹狼じゃダメなんですな。グループに属していないと。

で、次ぐらいにくるのが頭のよい人たちですかね。
秀才軍団は一歩間違えばオタク扱いされるので案外低かったです。

そしてその他の普通の人たちがきて

最下層にいるのが、オタク と メタル・・・

 

まずオタクですが、
いや、オタクってのはnerdとかgeekって呼ばれるわけですが、このレッテルを貼られるのをみんな嫌ってましたね。
カーストの上のやつらは何かにつけてすぐ言うわけですよ。「あいつはnerdだ。付き合ってもろくなことないぜ」みたいな感じで。
でも、留学したはじめの頃、自分によくしてくれたのはこのオタクと呼ばれる人たちだったので僕は彼らに色々教えてもらってすごく仲良くさせてもらいました。

 

で、問題のメタラーたちです。
見た目ですぐにわかります。
だいたいロンゲです。前・横は短くても後ろ髪はたいてい伸ばしてます。
で、ほとんと毎日黒いTシャツを着てきます。
歩き方はヒョコヒョコ歩きのやつが多く、
たまにわざとらしくマリファナを吸いながら学校に来るやつもいました。
「ウェインズ・ワールド」って映画が昔ありましたが、あの映画はこういう人たちの特徴をうまく捉えた映画で。

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帽子をかぶってるほうのキャラはヒョコヒョコ歩きますよね。ほんとにあんな感じでヒョコヒョコ歩くんですw
ただ、「ウェインズ・ワールド」のほうはシカゴの郊外ってことで、彼らはダサいですけどそれでもなおシティ化されてて、メタラーっていうよりロック好きって感じですかね。ど田舎メタラーに比べたらはるかにマイルドです。実際、自分の高校のメタラーたちはあんなにニヤニヤしてないし面白くもなんともなかったです。。。

で、たいてい成績が良くなくて。
アメリカの高校の授業は日本の大学のように選択制な上、国語1、国語2みたいに難易度別に分かれていて。
メタラーたちはたいてい下のクラスに入ってるんですね。

彼らは実は最大勢力じゃないか?ってぐらい人数がいるのですが、面白いのはこのメタラーたちは別につるむわけでもないんですね。
彼らの中に分け入ったわけではないので詳しいことはわからないんですが
とにかく学校で徒党を組んだりはしていない。
だいたいは一匹狼なんですな。
そしてみんな無口です。

そこが見た目は同じようでも不良グループと違うところ。
不良グループはけっこう社交性があって、うるさいです。
徒党を組んで女子やオタクたちにちょっかいをだしたりしますがメタラーたちはそんなことしません。基本暗いんですな。

 

ヒエラルキーが如実に表れるのは、毎週末どこかの誰かの家で行われているパーティで。パーティと言っても田舎なんでただひたすら缶ビール飲んでるくそ面白くないやつですが、
ここに現れるかどうか(声がかかるかどうか)ですね。
今週末どこでパーティが行われるかはみんな知っているんですよね。ここが味噌なんです。
自分も週末にはパーティが行われていることは知っていたけど、ず~っと声がかからず、どんなところか行ってみたいしすごく寂しい思いをしましたね。
1年近くいてようやく最後のほうに行くことが出来たんですがびっくりしましたよね。何人いるの?ってぐらい人が集まってます。
で、みんな好き勝手に飲んだりしてるだけなんでコミュ力がないと面白くもなんともありません。
でも1度参加するとやっぱり違うもんで突然第1グループからのお誘いが多くなりました。
コミュニティに認められたということなんですねぇ。

そしてこういう場所に顔を出さない(呼ばれない)のが悲しいかなオタクとメタラー

 

んで、なんでそんなメタラーと接点があったかっていうと
僕はHRが好きだったので(ボンジョビ、ガンズ、モトリークルー、スキッドローあたり)、なんの拍子か知り合ったHR好きに頼んだんですよね。
アメリカにいる間にロックのコンサートに行ってみたいと。
くそ田舎なんで車がないことにはどうにもならないわけです。
そしたら、車で3時間ほど走らせた町にポイズンが来るってことで連れてってくれたんですね。
乗せてもらった車にはすでに4人乗ってて。運転手はすでに高校は卒業した大人の人で
他に乗ってたのはその相棒1人と見たこともないケバケバの女性2人でした。
こんな派手なお姉ちゃん、この町にいたのかな?って感じです。
ちょっとおっかなかったので詳しくは聞けずでしたが、どうも高校をドロップアウトしてしまった女性たちのようでした。
んで、この女性たちも運転手と親しく話すわけでなし、僕の相方も親しく話すわけでない。
2人連れが3組それぞれしゃべってるって感じでした。
思ったのは、HR好きにはHR好きのコミュニティがあって、ゆるく付き合っていて、ライブがあるときは車を融通しあうというような印象を持ちました。

で、ポイズンのライブはアリーナクラスで行われたのですが、音響が悪く、ってか、CDに比べて下手っぴ過ぎてとても聞けたものでなくてガッカリでしたが
アメリカで初めてのライブということと、とにかくですね、来ているお姉ちゃんたちがみんな派手なんですわ! セクシーすぎてもう。
それ見てるだけで満足でしたね。やっぱお姉ちゃん見るならメタルよりハードロックですな。それもポイズンみたいにルックスのよいグループということでなおさら。

 

で、この田舎町、いちどポイズンのコンサートに行ったってだけで噂が広まったのか、ついにメタラーから声がかかりました。
ライブに来ないかと。
なんとびっくり。こんな3千人の田舎町にもライブハウスが存在したんです!
アメリカの音楽の草の根具合にはびっくりです。
ライブの日は週末パーティが行われている金曜日。
なるほど~。メタラーたちは他のみんながパーティやってるときにライブに行っていたのかと。
やってたバンドはたぶん地元のアマチュアバンドだと思います。

 

初めてのメタルライブでびっくり仰天。

客が裸で走り回るし

体ぶつけ合うし

なんか半狂乱で叫んでるやつもいるしで

僕はそんな世界があるなんてこと知らなかったのでもう普通にどん引きでした。


半狂乱になってるやつらを見て思いましたね。
みんなストレス抱えてんだな、と。

 

スポーツができるわけでもなく
成績も良くなくて
社交性もなくてグループに属することもなく
そのうえ根暗で

これではヒエラルキー社会で舐められる。
なにかアイデンティティが必要だ。

そこで見つけたのがメタル。


フライデーナイト

「サンクスゴッシュ イッツフライデー」だ?

ふざけんなよ

どうせやつらはパーティで楽しんでんだろ?

あんなファッキンなやつらのパーティなんかくそくらえだ。

あんなやつら死んじまえ!

ファック!!

こんなくそな世界なんてファックだぜ!

死ね!燃やせ!殺せ!

うぉおお!!ウオールオブデス!

みたいな。


自分は怖いなと思ってライブ会場をあとにしましたが
どこかメタラーたちの悲しさというか寂しさというか、そんなものを感じました。

ほんとに色んな事情を抱えた人たちがいるんだと思うんです。
貧困だったり家庭に問題があったり幼児虐待だったり小中学校でイジメを受けたことがあったり。
でも高校生の小さな社会で、ファック!ファック!ファック!死ね!死ね!殺せ!と叫んでる人を見ても
その憎悪の対象はこの小さな学校、この小さな町、この小さなコミュニティ、この狭苦しいティネージャーの世界に対する鬱屈にしか聞こえませんでした。
アメリカの高校ヒエラルキーってのはかなりの負担をティーネージャーに強いているんじゃないかと思うんですよね。

 

そんなヒエラルキー社会からドロップアウトせざるを得ず周囲に対して鬱屈した感情を抱いている根暗なキッズがいくつく先は、このアメリカのくそ田舎町では、メタル。

キミ、ロンゲにして黒いシャツ着て、やばそうな格好してるけど、ほんとにメタルが好きなの? なめられないためにイキがってるだけじゃないの?
そのヒョコヒョコ歩き、いかにも自分を大きく見せるためのものに見えるよ? そう聞きたくなります。

 

もちろん都市部の高校では全く違う様相だと想像します。
周りに関心がない社会においては単にそれぞれの趣味を追及して、メタラーも本当にメタルが好きだからメタルを聞くんでしょう。

しかしこのど田舎の白人しか住んでいない閉鎖社会。周りの全てが筒抜けて全てが噂になります。どんな格好をするのか、どんな音楽を聞くのか。
メジャーのティーネージャーが聴くのはポップス。ちょっと大人びた高校生が聴くのはカントリーw いや、普通にライフル持って鹿狩りとかしてますからね高校生も。馬持ってる家もあるし。
そんなど田舎では、メタルを聴くってのは周りからなめられないためのスタイル。あいつはちょっとやばいから関わらないほうがいいぜ的な。
黒人がヒップホップYO~ といってギャングのふりをするのがなめられない生き方なら
この白人しかいないど田舎じゃ、ファック!ブッ殺してやるぜ!と半狂乱で叫ぶのが舐められない生き方。

そんなわけで、意外や意外、メタラーってこんなにいるの?ってぐらい田舎の高校にはわんさかいました。

 

あいつらいまでもメタル聴いてんのかなあ。
いまでもファックファック言って世の中を呪ってんだろうか
BABYMETALに対してもファックって言ってんのかなあ・・・